青六匹 ( せいろっぴき ) | 紙トップへ | みなせトップへ |
青六匹: | ||||||||
青六匹とは、中国安徽省県烏城で生産される『宣紙 』のうち『二双夾宣( ※注1)』への日本で名付けられた「日本名」で、そして日本の一部の人たちの間で通じる日本独自の呼び方です。 青六匹の本来の名前「二双夾宣(夾宣二双紙)」とは、 中国安徽省県の烏城(烏城?)で生産される高名多様な「県宣紙」のうちの「夾宣」を二層に仕立てた「二双紙(画宣紙)」を指します。 個々の使用者・社中が好んで使用する紙の性質は多種に渡り、ある者はにじみの多いもの、ある者はにじまないもの、ある者は紙面抵抗の多いもの、ある者は薄い紙を、・・・。 各々が好んで使用する紙の性質が使用者毎に異なる例が多いのは現代に通じますが、いつの時代か定かではない昔、日本においても「墨」を用いて「絵/書」を書き表すのに使用したいろいろな紙、その紙の中でも撥墨・発色秀なる紙があることに気づいた「誰か」がこの二双夾宣を重用、しかしご本人も含め周辺の誰もがその紙の正式な呼び名を知りません。関係者の誰かが思いついて付けた紙名が「青六匹」。 「青六匹」の響きには何か深い謂われがありそうで、且つ日本語発音として不可思議な中にも何か高尚な感覚の韻を含む。 「青六匹」、この呼び名が佳い、と名付けたのではないか、・・・と推測いたします。
現在の中国生産地の専門家 & 宣紙に長けた人の間では「日本人の一部は二双夾宣を青六匹と呼ぶ」と知っている人もいます。しかしそれは彼らの内のほんの一握りの人達です。 |
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以上簡単ですが・・・・山口j一(山口そう一) |
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