一双紙？　二双紙？　三双紙？　・・・

二双紙・三双紙
★紙を漉く時、通常は漉いた紙１枚ずつ乾燥させそれを１枚の紙とします。
　この場合は「一層（一双）紙」などの表現をしないのが普通ですが、時には「一層（一双）紙・単双紙」などと表現とします。
　この元になる紙を乾燥させるとき
　「２枚ずつ」、または「３枚ずつ」まとめて乾燥させ、それをそのまま１枚の紙としたものが「二層（二双）紙」「三層（三双）紙」で、

　その元になる紙の販売名・通称名などを二層、三層の上部に重ね「※※二双紙」「※※三双紙」と表現するのが一般的です。
　この元になる紙の厚みにより「二双紙」「三双紙」と同じ表現の　紙が複数あっても　それぞれの元になる紙により全く厚み＆性質は異なります。

二双紙・・・などは画仙紙に多く見られますが半紙などでも市況により作られることがあります。

以上簡単ですが・・・・山口琮一（山口そう一）

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