書道筆|正しい筆の使い方/筆の選び方/筆の作り方 製筆元みなせ筆本舗 「筆」のトップ頁 最小単位から卸価格適用、通信販売OK
                   兵庫県認定重要無形文化財「有馬筆(書画筆)」製筆元 半紙・硯・唐筆・篆刻用品など書画材料全般の直輸入・卸元 みなせ
                 書道筆、水墨画筆、南画筆、絵手紙筆、写経筆、臨書筆、・・・、筆と書道用品のことなら「みなせ」へ!!! 神戸元町商店街
 





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毛筆(書画用)  永禄2年(1559年)には既に筆をつくっていた実用の
 書画筆「有馬筆」。 歴史、製筆工程はこちらです。
和筆 流通の一端
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@ 伝承の有馬筆=書画用実用筆(兵庫県認定重要無形文化財)の技術・品質を守り有馬 & 神戸元町で作る「みなせ筆」
A みなせの直接指導により有馬筆の製筆技術を修得した中国筆職がその技術・品質を守り中国で作る「みなせ監製筆」
B 国産筆最大生産地「広島」の、これはと見込んだ筆職さんに制作委託をした有馬筆の流れをくむ「みなせ監製筆」
C 上海工芸火炬牌をはじめとする「有名唐筆」みなせ筆本舗が取り扱う筆はこの @ A B C が主です。
和筆の作り方 書道筆/「筆の作り方」:兵庫県重要無形文化材 有馬筆(=みなせ筆)製筆工程
「巻き筆の工程」
「水筆の工程」
水書半紙/筆」
正しい筆の使い方、其の一 筆の捌(サバ)き方=おろし方   /  筆の号数と筆の大きさの関連性?
正しい筆の使い方、其の二 唐筆の「サバキ方」「洗い方」、・・・和筆と一部違う工程差がもたらす唐筆使用の基本
 
1990年前には既にはじまっていた≪筆原毛≫の「慢性的不足」。原毛不足を根本的に解決した「化学繊維」の革新的進歩と利用
紫毫(ウサギ刺毛)を凌駕する“進化した化学繊維”の採用。 筆の常識は変わりました。 化学繊維筆の“代表格”のひとつこちらです。
鼬毛最高峰のコリンスキーをも凌ぐ「化学繊維」の筆。一部販路はこれらを「コリンスキーの高級筆」などと称します。
昨今の和筆生産の多くの割合が中国下請け筆廠(筆工場)の手になることは、関係業界やご使用者の間で多くの方々が承知される環境に進みました。また、化学繊維の利用状況の変化=進化にいたるご説明は、弊社H.P.の筆にかかる複数箇所に掲載していますので既にご承知の方も多くいらっしゃるものと存じます。
弊社監製筆の一つ≪まんよう≫
など
が、前述の「高級鼬筆」として流通する例が一向に修まらない“高級鼬毛”の質をも凌駕する「化学繊維筆」の一つです。これら進化した多くの科学繊維種により、紫毫(兎毛)もタヌキも馬や羊毛なども、化学繊維の筆がそれもそれぞれの高級筆として使用され、通用する環境が到来しました。そして時間流に、化学繊維の進化と普及進展に連れ、改革された現代の「化学繊維筆」はその流通範囲・密度共々の占有率を上げています。
小筆 中筆 大筆 面相筆 古筆臨書筆 唐筆 特製筆/別製筆 書初め大筆 山馬筆・山馬風筆
絵筆 付立(ツケタテ)筆・円山・隈取・彩色・削用・・・ 絵刷毛・連筆・・ パフォーマンス書道などの特大筆・特殊筆
特殊筆(竹筆・羽毛筆・携帯筆・羽毛筆 ・竹筆・藁筆) 万年毛筆矢立 胎毛筆=赤ちゃん筆 干支 酉=羽毛筆
 
有馬筆=実用の書画毛筆/有馬人形筆?有馬筆? 兼毫筆? 筆の号数? 臨書? 狼豪=犬? 筆の実?
筆の原毛 旧来の獣毛」「著しい進化を続ける最新の化学繊維原毛」 書道筆の作り方? 筆流通の現状 木櫛(くし)
 

とてもお徳な“ワケあり筆” とてもお徳な“ワケあり筆”一覧の頁へ
    
 
 
上田桑鳩先生が考案され、好んで使用された「毛組」の筆、「先寄筆」  
筆洗浄液 「蒼龍泉」
by ならや
その毛組の特性から 「先寄筆」「桑鳩式筆 = 桑鳩筆」などと呼ばれます。
  限定200本 (有難うございました。この筆は完売いたしました。)
  この先寄せ毛組=桑鳩式筆と同等の原毛を用い同様性質につくった製筆期や筆頭規格などが異な
  る多様な筆を持ちます。
 
 
 
 
 
最高の獣毛をも凌ぐ化学繊維の進化。最新の技術革新が実現させた、進化につぐ進化を続ける化学繊維。そしてその筆。
製筆を困難にさせかねない、そして一部では既に混乱が始まっていた獣毛供給問題を根本から解決した進化型「化学繊維」。
筆の原毛 「鼬毛」(いたち)の最高級原毛「北狼毫」を精選し作った面相筆「まんよう」。

 「 鼬 」(いたち)毛は筆原毛のひとつとして、そして鼬毛の一部は高級筆に用いられます。 
筆原毛「鼬毛」の最高位」と認められ使用されてきた「北狼毫」。
筆の製造から販売にかかる環境、歴史ともに高級「)毛筆」の原毛は、伝統的に「北狼毫」と呼ばれてきました。
2010年を過ぎる頃から突然に、これら「北狼毫」を主原毛とする高級(いたち)毛の筆を「コリンスキー筆」と、毛皮業界などと同じ呼び方をする販路があらわれ、瞬く間に「コリンスキー筆」と聞くことが多くなりました。
筆の製造から販売にかかる全環境、全歴史ともに「(いたち)毛」の筆原毛の呼称として使われたことがなかった「コリンスキー」。
その原毛名が突然に毛皮業界などと同じ呼び方コリンスキーに変更され、コリンスキー筆と説明する販路が多くなったのです。
みなせでは、「北狼毫」⇒「北狼毫原毛を精選した毛」で作った筆を「高級鼬毛の筆」として発売してきました。
そして近年、頓にめざましい技術革新に伴う「北狼毫」=「コリンスキー」を凌ぐ「化学繊維」の誕生に従い「まんよう」など「高級鼬毛(北狼毫)」の原毛を化学繊維に順次変更していく予定です「まんよう」は、鼬原毛の最上位を精選しつくった鼬毫最高位の筆。その鼬原毛を凌ぐ最新化学繊維誕生に伴い「化学繊維筆 まんよう」として生まれ変わりました。
(いたち): 中国では“イタチ”の種類により“北狼豪“”鶏狼毫”・・・などと名付けられ、筆銘の一部に「狼毫」の文字が与えられられた多様な筆があります。
 
     「鼬毛」(いたち)とならび高級筆原毛として著名な「兎毫」(ウサギ毛)の最高位「紫毫」
      その紫毫を凌駕する革新の化学繊維筆≪紫竹≫!!       紫竹はこちらでご案内しています
筆原毛供給不安の問題を根本から解決した「化学繊維」、進化の流れ!!    
 

先寄せ筆 価格適正化のきっかけ

「特製筆・特殊筆(特別品、連筆・羽毛筆・胎毛筆羽毛筆・連筆)などはこれら筆種の取り扱い一例の掲載です。
筆写真
表示寸法 いずれも概数。 筆業界で通常許容される範囲下での誤差はご容赦下さい。 
=筆頭(穂首)の根元の直径=筆頭が筆軸と接している部分の筆頭の直径(mm)
=筆頭(穂首)が筆軸から出ている部分の筆頭の長さ(mm)
毛筆の性質・寸法表示
全て手作り&天然素材使用の筆として許容される範囲下での誤差はご容赦下さい。
また、これら許容範囲下での差とは別に諸事情により予告なく寸法変更をすることもございます。
 
  新登場  
北京 戴月軒
伝説の名筆莊“戴月軒”の筆
超妙入神シリーズ
細嫩光鋒シリーズ
鶴脚シリーズ
金菊鈎
中字かな/大字かなに最適!!
書画毛筆の原毛

鼬=狼、兔(ウサギ)、鹿、山馬、猫=玉毛、羊毛=山羊、狸&狢(ムジナ)、貂(テン)、猪(豚)、化学繊維、筆の実・・・ 筆の適・不適などの使用感は師により、
作風により、所属書道会などにより
異なる時があります。
  

待望の≪羊毫 大蘭竹・中蘭竹・小蘭竹≫シリーズが入荷しました。一般的な用途にとても扱い易い弾性高い筆です。
≪“羊毫・・”は上海工芸が名付けた筆名の一部で、筆原毛は羊毫ではなく“弾力”の強い性質です。≫

水を使って何度も書ける美文字練習セット


  美術品としても人気の「水牛の(つの)」、
  それも特大の「水牛角」を何本も組み合わせ繋ぎ作られた貴重軸の「特大筆」
 (無印  筆頭直径 80 × 丈 約290o   軸を含めた全長1050mm)

 (さ ⇒ " 木 ” 偏 に “ 査 ” )  上海工芸扱い 
  ★ 曾て一世を風靡した「」、 京(さ)独特の性質・品質を堅持、価格は当時より大きく下がっての入荷です。

  ※ 一般的な使用には不向きな筆、この筆を好まれる専門家向きの個性強い筆です。
 精制 漢壁!! 
 
「漢壁」は、羊毛筆で筆先の肉付きが豊かな筆を好まれる方々にとても高評です。
   この評価の基礎を固めた文化大革命(1966〜1976年)以前の漢壁、その漢壁に匹敵する漢壁の製筆を上海工芸に依頼、
  精制 漢壁」として復元しました。純羊毛製・無印です。
 選毫円健  
  ★ 金鼎牌工場のシッカリした品質管理により人気急上昇。他工場の模造品も現れたあの金鼎牌 選毫円健 
  ★ 中国を代表する名筆廠のひとつ、伝統の名湖筆廠が世に問う双羊牌 選毫円健
  ★ 中国文房四宝関連公司中最大の信用と歴史を持つ上海工芸がその名をかけ提供する火炬牌 選毫円健」

  いずれも「ウサギ=紫豪」が選毫円健の本来原毛でしたが2010年代に入るその少し前ころから急速に進化した化学繊維、
  紫豪の最高峰と遜色がなくなった、と言うよりもそれらを凌ぐ質を持つに至った化学繊維の使用が主になっています。
  ただ、日本市場では「獣毛」を原毛とした筆が、より優れた品質の筆との認識が根強く残っていることに加え、販者・販路
  の一部の要求で、当初はすすんで「化学繊維を使用」との説明をしていた多くの筆廠や販路も、2013年を過ぎる頃から
  「この筆の原毛は?」との質問に言葉を濁し、「獣毛神話先祖がえり」とも言える一部の「日本筆業界勢力」に呼応し、
  主たる筆原毛「化学繊維」は伏せられ、「紫毫」筆との説明に戻っています。
  これらの筆をつくる「伝統的筆廠」「責任感ある責任者が引きいる新興筆廠」など、唐筆や下請け和筆の管理・監督を委託し
  ている現地文房四宝公司の責任者は、日本の複数契約先から「化学繊維使用を口止めされたので・・・」、と、言葉を濁しな
  がらその実態=背景を漏らしています。
  ※ 化学繊維の筆原毛 
(花枝稍 大・中・小北京筆)  :低価格にもかかわらずシッカリした書き味。中国北方筆の隠れた人気もの。
鼬小筆花枝稍 大・中・小   .
 
高級『鼬(いたち)』の代表格「北狼豪」を主原毛とした「太筆」⇒(原毛量に伴う数量限定)「無印 鼬 筆」が出来ました。  .
有難うございます。掲載現品は完売いたしました。同時期に作った「原毛・毛組」は同一、筆頭の「大きさ」が違う筆は在庫があります。 
  
ご購入ご希望の商品名と数を、EメールかFAXでお知らせください。最新の卸値等を連絡します。
(メール・FAXとも、お問い合せだけでは注文になりませんのでご遠慮なくお問い合せ下さい)
その卸値でよければご送金ください。ご入金確認をもって注文確定とします。
ご入金確認後、迅速に出荷致します。
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   和筆の生産、流通について
筆の「原毛」は、科学の進化に伴い驚くべき進化を続けています。
進化を続ける筆の原毛 ≪化学繊維≫
和筆として流通している筆。その和筆の多くを下請筆「中国製和筆」が占めるようになってから久しくなります。
和筆職人が、日本国内の仕事場で原毛を一から手掛け製筆する純国産和筆の流通比率は、1980年代には既に著しい減少をみせ、これら純国産筆比「品質・性質」ともに遜色のないレベルに達した下請け地中国製和筆が和筆流通の主流を占めるようになりました。
みなせが扱う筆もその一部は1980年代に中国製和筆に変更され、2000年に入る直前、1990年代最終期には中国製和筆の割合が多くなりました(私、山口一=山口そう一=が製筆する筆や古くからみなせの筆を製筆する筆司さんが実際に製筆する筆など一部純国産筆を除く)。
1960年代の始め頃から中国文房四宝と関わってきた弊社()を含めた何軒かの和筆メーカーは、
1970年代はじめころから中国一部の筆産地・筆廠に働きかけ、これら筆産地・筆廠は「和筆(の如く見える筆)」の生産・輸出をはじめました。
この時代、中国を下請け地とした当初の下請和筆は外観が「和筆様」に過ぎないものであり、筆頭の「中味=毛組」は唐筆の毛組をそのまま利用していました。「外観は和筆風の筆」の和筆化を更に進め「毛組」を含む和筆製筆技術の根幹を中国関係者に伝え指導し下請化をすすめました。 
これらにより中国製和筆風筆の品質は一気に純和筆に近づき、整備され、そして純国産の和筆と調和していく流れは1970年代半ば頃から本格的な動きへと拡大していきます。
この流れの当初、1970年代始め頃からは流れに合わせ、筆は無論のこと、中国文房四宝全般との関わりを本格的な取引に拡充していきました。
有馬筆の筆司でもあります私、山口j一(山口そう一)が持つ有馬筆製筆技術の全てを中国筆職人に開放し、彼らに和筆の製法・毛組等々の全てを指導、順調にとは言い難い過程もありましたが総じて順調に経緯し現在に至っています。
  みなせが「下請和筆≒中国製日本筆」と認定する筆は、中国で下請け生産される筆のうち「伝統的な和筆の毛組・性質・工程を守って製筆され、和筆伝統の技術・毛組を引き継いでいる筆」です。
兵庫県から認定いただいた「兵庫県重要無形文化財 有馬筆」も「有馬筆」と名乗るからには「製筆にあたり伝統的な有馬筆の毛組・性質を守って製筆された有馬筆の伝統技術・毛組を引き継いでいる筆」であり、且つ有馬筆の製筆技術保持団体「有馬筆保存会」が認定するものに限られます。
「和筆」と「生産地(下請地)」の関係を他の例から求めますと
日本で造る筆と、その和筆の工程、性質、品質を踏襲し中国で生産される下請和筆の関係は、「日本食=和食」に例えられます。
和食は中国は勿論、世界の多くの国・都市で提供されます。各国、各都市で提供される和食、これら和食店の一部は日本人和食職人=板前=が直接料理を拵え提供します。
しかし諸外国の和食店の多くは国籍を問わず和食調理を修得した料理人が日本食の伝統を守り・拵え・提供します。中にはとても和食とは言えない独創料理が和食として提供されることもあるようですが、これは例外であり、論外です。
これら和食のうち一定レベルに達したものは日本食=和食と見なされます。
  ・・・下請け地で作る和筆。
今のところ和筆の下請け地は中国に限られますが、中国下請け筆のうち「和筆の毛組を為し、性質、品質共に和筆の域に達している筆」が「(下請け)和筆」として広く流通していることと外国製和食とはよく似ていると思います。
みなせでは、中国製和筆が市場を形成し始めた1980年代当初期から一貫して筆の生産地を明確に説明してきました。
「筆外観」のみならず「毛組」も和筆と同様に仕立てられ、和筆の伝統・性質をキッチリと守っている「中国下請和筆」も、当然のことながら「中国製の下請和筆」と事実通りの説明をし、「実際の生産地」など筆の素性全てを明らかにすると同時に、「純国産筆」と思いこみ購入しようとされている、更にはその雰囲気を感じる需用者には、求められなくても「筆の性質は国産筆と同等」、「毛組も「和筆毛組み」を施している筆で、「和筆」と言っても差し支えのないのだが「実生産地は中国である」旨の説明をし、筆産地についても明確・明瞭な販売策を採用しています。

筆・有馬人形筆